みやけじまのじんじゃ

三宅島の神社


富賀神社 をはじめ  延喜式内社 十二社他

三宅島内に ご鎮座する神社 の

公式ホームページです


御朱印・御祈祷

お申込みはこちら



 三宅島の富賀神社には、伊豆諸島を造り発展させたといわれる神さまがお鎮まりになり、島内には、その御后さまや王子さまをお祀りするお社など多くの神社がご鎮座しています。延喜式内社、つまり千年以上前から大切にされてきた神社が十二社もあり、神話の時代から現在に至るまで、壬生家が神主としてお仕えして参りましたことが伝えられております。神話は『三宅記』(三島大明神縁起)として知られ、神話にまつわる伝説や神事芸能も伝わります。島の神々はまた、大むかしから人々が 噴火や湧き水、海などの自然をおそれ、ありがたく思う気持ちをもって大切におまつりしてきた 神さまたち でもあるようです。神話や実際の境内などに、神仏習合の痕跡が今にのこっていることも、島でのあるいは’島へ’の 切なる祈りを 感じることができます。以前は 神主を補佐する数人の「社人」もお仕えしていました。現在に至るまで「禰宜元」のお家がお仕えしているお社もあります。また、特に御笏神社や壬生家のある島北部には神道を守るお家が多く、御笏神社境内に建つ祖霊社にて御先祖様をお祀りしており、神さまは 身近な存在といえます。

 富賀神社の夏の大祭では、御神輿が隔年で島内五地区の神社等へお泊りになりながら六日間かけて一巡りし、三宅島全島をお守りくださいます。この「富賀神社の巡り神輿」は平成二十四年に東京都無形民俗文化財に指定されました。これからも益々、島の伝統を未来へ伝え、島の繁栄の礎となるでしょう。

 

歴史や由緒などについては、まだこれから明らかになる部分も多いと思われます。現在、國學院大學の先生方と協力して、学術的な調査研究をすすめております(リンク集をご覧ください)。



御朱印 及び御守・御札 について

現在、三宅島役所跡の建物にて授与しております。

不在の場合も多いため、お電話やお問合せフォームよりご予約のうえ、お越しくださいませ。メールでのご返信が遅れる場合もございますが、お気軽にご連絡ください。

予約先などの詳細は、こちらのページに記載しております

→ お問合せ・御祈祷

3〇〇御笏神社おそうじ〇〇

毎月1回、どなたでも・小さいお子さまも

ぜひご参加ください♪

次回:3月31日(日)9時~雨天中止

4~6月は、下旬~月末頃に予定しています。

 

異動される皆さま沢山のご参加に励まされました。

ありがとうございました。

新しく赴任された方、情報交換の場としてもお気軽に!

おそうじのご連絡についてのリンク(外部サイト)




◎お知らせ◎

2024-3-25

 四月一日(月) 月次祭  御笏神社 十時頃~  富賀神社 十二時頃~ 予定しております。※時間が前後することがあります。

ぜひお詣りくださいませ。

 

厄祓いなどの御祈祷は、随時受付中です。お問合せフォームよりご相談・お申込みいただけます。

2024-2-25

 三月一日(金) 月次祭  御笏神社 十時頃~  富賀神社 十二時頃~ 予定しております。※時間が前後することがあります。

ぜひお詣りくださいませ。

2024-2-2 富賀神社 春の大祭は、二月十七日(土)十時より 予定されております。

感染症予防のため、直会はありません。

 

二月は島内五地区にて各々に、初午の行事が行われ家々を獅子舞がまわります。

神着地区の「初午祭」は二月十一日(日)、宵宮は前日の十日(土)夜19時より 御笏神社拝殿にて(主催は、神着青年団)。

坪田地区・伊豆地区も同じ週末に行われます。獅子舞に遭遇する可能性の高い日です!

→伊ケ谷地区も同日でした。阿古は17日に行われ、冬の祭りを子どもたちも楽しんで(怖がって)いました。

2024-1-30

 二月一日(木) 月次祭  御笏神社 十時頃~  富賀神社 十二時頃~ 予定しております。※時間が前後することがあります。

ぜひお詣りくださいませ。

御札・御守は島役所跡にて授与しております。

 

厄祓いなどの御祈祷は、随時受付中です。お問合せフォームよりご相談・お申込みいただけます。

2023‐1‐15 富賀神社・御笏神社の元旦祭と、若菜祭は無事に執り行われました。八日様は休止中ですが、本年は神職が当日お参りを致しました。

2023‐12‐28 御笏神社 元旦祭は、令和六年一月一日 十時より     

感染症予防のため、直会はありません。

 

※富賀神社 元旦祭 午前零時より 予定しております。月次祭と同様の神楽奉納をいたします。

何年かの間 休止していましたが、令和六年より復興を試みます。事情により時間が変更となる場合がこざいますが、ご了承くださいませ。

※元旦祭の前後には、神社(御笏神社では社務所)にて、御札等と御朱印(半紙)を授与致します。御朱印帳はお預かりし、後日お渡しいたします。

2023-12-5 来年の御神札(富賀神社・御笏神社・神宮の各御札)、交通安全御守・海上安全御守 の頒布がはじまりました。(神宮の御札は千二百円、その他の四種は各六百円です)

三宅島在住の方は、各地区で神社役員の方などが各戸へお配りしています。

三宅島役所跡では随時(不在の場合があるためご連絡の上)、元旦祭の折には御笏神社社務所で授与いたします。

 

尚、古札は、御笏神社・富賀神社拝殿のお賽銭箱横にある木箱へお入れください。

※できるだけ、ビニール製の部分を除いてください。

※人形など燃せないものは入れず、お困りの場合は下記連絡先までご相談ください。

2023-⒒-15 富賀神社 秋の大祭は、十一月二十三日(木・祝)十時より 予定されております。

感染症予防のため、直会はありません。

 

七五三の御祈祷は11月12日、御笏神社にて賑やかに執り行われました。個人での御祈祷をご希望の方は、お問合せフォームなどからご相談ください。その他、各種御祈祷につきましても、随時行っております。

 

十二月一日(金)  月次祭 御笏神社 九時頃~  富賀神社 十時頃~ 予定しております。※時間が前後することがあります。

ぜひお詣りくださいませ。

2023-10-29

十一月三日(金・祝)東京文化財ウィーク2023 文化財特別公開 があります。

國學院大學教授の深澤太郎先生がご来島・解説をしてくださる予定です。

10~12時 三宅島役所  13~15時 薬師堂 

例年どおり、三宅島の神社・信仰に関連する工芸品が展示されます。

 

十一月 月次祭 十一月一日(水)御笏神社十時頃~ 富賀神社十二時頃~ 予定です

※月次祭は時間が前後する場合があります。詳しくはお問合せフォームからお気軽にご連絡くださいませ。

2023-9-22 國學院大學博物館で、伊豆諸島の信仰にも深く関わる 特別展「三嶋の神のモノガタリー焼き出された伊豆の島々ー」 がはじまります。 

三宅島の神社へも昨年から、撮影などに来られています。三宅島郷土資料館から神社にまつわる収蔵品の貸出しもあり、この関係で、

11月3日(祝)10ー12時 三宅島役所跡における文化財特別公開に、深澤太郎教授が来島され、展示解説をしてくださる予定です。

伊豆諸島の信仰に関する企画は来年度以降も継続予定。島々の誇りである大切な深い文化が、伝えられてゆく大切な契機です。


2023-9-26 

御笏神社大祭は、十月十日(火)11時~予定されております。椎取神社大祭は、十月十一日(水)11時~です。

(直会は行いません)

 

十月 月次祭 十月一日(日)御笏神社十時頃~ 富賀神社十二時半頃~(※9/30に変更しました) 予定です

※月次祭は時間が前後する場合があります。詳しくはお問合せフォームからお気軽にご連絡くださいませ。

2023-8-25 

令和五年 七五三 の御祈祷は、十一月十二日(日)11時~ に予定しております。(10-5 時間の情報を加えました)

お参りに際しまして、ご心配などございましたら、お問合せフォームやお電話にてお気軽にご相談くださいませ。

 

※本年のお申込みは、下記①②どちらかの方法でお願い致します。11月3日(祝)迄

 

お子さまの氏名(よみがな必須)・年齢と性別(何歳のお参りか)・保護者名・電話番号・住所を、わかりやすくお書きください。

メールやお電話などで確認のご連絡を致します(返事が届かない場合は、お電話などでお知らせください)。

 

①ホームページのお問合せフォーム に必要事項を入力して送信してください。

 

②お名前などを紙に書いていただいたものを、宮司宅(三宅島役所跡・御笏神社境内)までお届けください(申込用紙はございませんので、コピー用紙や便箋などをご用意ください)。

 

 

※お詣りの際には、感染症対策をお願い致します。

※初穂料をお納めください(おみやげがあります)。


2023-8-25 

令和五年富賀神社 夏の大祭での御神輿の渡御につきまして、無事に執り行われましたことを感謝いたします。

 

令和五年九月 月次祭 九月一日 御笏神社 午前十時頃~  富賀神社 十二時頃~の予定です。

※担当神職の都合により、日時が変更となる場合がございます。ご了承くださいますようお願い申しあげます。

2023-7-27 

令和五年八月 月次祭 八月一日 御笏神社 午前八時十五分頃~  富賀神社 十二時頃~の予定です。

※八月初旬に行われる富賀神社大祭準備のため、時間が変更となる場合がございます。ご了承くださいますようお願い申しあげます。

2023-6-28 

令和五年五月より、毎月初めに「 月次祭 」を行っております(2000年噴火前からの復興です)。

御笏神社・富賀神社にて、権禰宜が小神楽を奉納いたします。当面、開始時刻につきましては前日頃に決定させていただく予定ですが、ご自由にご参列くださいませ。10~15分ほどです。(「お知らせ」に記載がない場合、お問合せください。)

 

令和五年七月 月次祭 御笏神社 午前十時頃~  富賀神社 十二時頃~

 


2023-6-8 

本日より、神社受付の電話番号が変更になりました。新電話番号: 04994‐8‐5467 

2023-5-31 

本年の牛頭天王祭、及び、富賀神社例祭で隔年に行われてきました御神輿渡御(東京都指定無形民俗文化財「富賀神社の巡り神輿」)が実施される予定となりました。

 

牛頭天王祭 令和五年七月十五日(宵宮)・十六日(本祭・御神輿渡御) 御笏神社境内及び神着地区内の道路

富賀神社例祭(「富賀神社の巡り神輿」) 令和五年八月四~九日 三宅島全島

2022-2-13 富賀神社 春の大祭は、二月十七日(金)十時より 予定されております。感染症予防のため、役員と神職のみで式典を行い、直会はありません。

 尚、本年は初午の行事が各地区で執り行われました。御笏神社の節分・豆まきは引き続き休止中です。

一月七日の若菜祭につきましても、例年通り行いました(國學院大學の先生方が来島し、調査・撮影をされました)。

2022-12-20 御笏神社 元旦祭は、令和五年一月一日 十時より、感染症予防のため、役員と神職のみで式典を行い、直会はありません。式のあとに、神着木遣り太鼓の奉納が予定されております。

→晴天の中、木遣り太鼓奉納も含め、滞りなく執り行われました。

尚、12月26日(月)には、御笏神社境内のお掃除を予定しております(雨天順延)。ご参加いただけましたら幸いに存じます。

2022-11-15 富賀神社 秋の大祭は、十一月二十三日(水・祝)十時より 予定されております。感染症予防のため、役員と神職のみで式典を行い、直会はありません。

 →雨の中でしたが、無事に執り行われました。フォトジャーナリストの乾祐綺さんが、撮影の為お越しになりました。

 錆が浜港 船舶待合所(ココポート)に展示されています。

2022-5-25 御笏神社では、地域の皆さまにお集まりいただいて、毎月一回 境内のお掃除を しております。多くの方にお越しいただき、三宅島の神社を身近に感じていただけたら 嬉しいです。お子さまや、三宅島に赴任されているご家族にも、たくさんご参加いただいています。お掃除の日のご連絡は、現在のところ SNSを用いております(ご案内はこちらからどうぞ→外部サイトへ移動します)。

ホームページ内容を一部更新しました。

2020-08-15 公式ホームページを開設しました。すべての神社のご紹介を目指し、随時更新し充実させてまいります。

公開にあたり、島内外の皆さま、どうぞよろしくお願い致します。サイトに関するご意見・ご助言ぜひお願い致します。



とがじんじゃ

富賀神社

三宅島の神社信仰の中心となる神社で、伊豆諸島の総鎮守ともいえます。「阿米都和氣命神社」として延喜式内社に数えられ、古墳時代の土器や勾玉、古代の鏡などが境内から発掘されています。

大明神のお供の神さまと壬生家の祖先の合わせて四社もお祀りしています。

<御祭神>

事代主命(ことしろぬしのみこと)

(三島大明神)

伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)

(御后神)

阿米津和気命(あめつわけのみこと)

(御子神)

おしゃくじんじゃ

御笏神社

「佐伎多麻比咩命神社」として延喜式内社に数えられます。『三宅記』によると、三島大明神が助けた箱根の三姉妹の末で、元は島の北東にご鎮座していましたが、永正十三(1561)年に神託により現在の地へ御遷座したとされます。多くの合祀社・境内社があり、牛頭天王神社もその一つで、毎年賑わう「牛頭天王祭」はここで行われます。

<御祭神>

佐伎多麻比咩命(さきたまひめのみこと)

(大明神の御后神)

にのみやじんじゃ

二宮神社

「伊波乃比咩命神社」として延喜式内社に数えられます。御笏神社の御祭神の姉にあたり、その第二王子さまもお祀りすることから「二宮」とよばれているといわれます。

現在坪田地区の中心にご鎮座し、多くの合祀社・境内社があります。かつてのご鎮座地は大路池の近くです。毎年正月に御刀様が巡る若菜祭では、二宮神社を訪れ直会が開かれています。

<御祭神>

伊波乃比咩命(いわのひめのみこと)

(大明神の御后神)




島内には、この他にも数多くの神社がご鎮座しています


しいとりじんじゃ

椎取神社

「志理太宣神社」として延喜式内社に数えられ、佐伎多麻比咩命(御笏神社の御祭神)の八王子のうち「したい」とよばれる王子さまをお祀りします。

平成十二年の噴火で拝殿と鳥居が埋まり椎の森が枯れてしまいまいたが、脇に新しく建てられ、森も再生してきています。奥には御本殿が、聳え立つ岩の陰にお祀りされています。

<御祭神>

志理太宣命

(しりたきのみこと)

(大明神の御子神)

きさきじんじゃ

后神社

伊ケ谷地区にある、大明神の御后神をおまつりする神社です。写真は旧社殿。

 

ごさいじんじゃ

御祭神社

伊豆地区、薬師堂に隣接する神社です。鳥居の正面には薬師堂が建ち、右手の石段をさらに登った上にお社があります。

あらしまじんじゃ

荒島神社

阿古地区にあり、隣接する神輿堂は、富賀神社の巡り神輿では最初に御神輿が泊まる場所です。